いわもと まき
あなたは、自己肯定感が高いですか？
それとも自己肯定感が低いですか？
あ、まず、自己肯定感とは、自分のありのままを肯定する、自分のことを受け止める、自分のことを好きになる、そんな感覚です。
私のところに相談に来られる方のほとんどは、自己肯定感が低いですね。（だから、相談に来られる。カウンセリングを受けに来られるのですが・・・）
「自分のことなんて大嫌い！！」っておっしゃる方が多いです。
そのセリフを聞くたびに、私は悲しい気持ちになります。
「あなたがあなたのことを受け止めてあげなくて、どうするの？」
「あなたがあなたのことを好きになってほしい💕」
って、心から思うからです。
話変わって、内閣府は、2013年に「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」を実施しています。
「私は自分自身に満足している」という項目を肯定する比率は、アメリカ86.0％、イギリス83.1％、ドイツ80.9％、フランス82.7％など欧米諸国は8割を超えているのに対して、日本は45.8％と極めて低かったです。
同じ内容の調査を2018年にも実施しています。
「私は自分自身に満足している」という項目を肯定する比率は、アメリカ86.9％、イギリス80.0％、ドイツ81.8％、フランス85.8％と欧米諸国は前回同様8割を超えているのに対して、日本は45.1％とこれまた極めて低く、欧米諸国の半分に近い比率です。
さらに、内閣府が2019年に実施した「子供・若者の意識に関する調査」には、「いまの自分に満足している」という項目があるが、これを肯定する比率はたったの40.8％、6割が今の自分に満足していないことになります。
日本人の謙虚で奥ゆかしい国民性もあるのかもしれません。
”今の自分に満足せず、自分はまだまだ未熟でダメだと思う、向上心のある日本人”てこともあるのかな？って、最近、会った方からの相談で思いました。
その方は、「もっともっと自分はできるはずだ」「自分はこんなもんじゃない！」「睡眠欲に負けるなんて自分はダメなんだ」って思っていました。
私からすると、向上心の塊のような方でしたね。
そのような方もご自分では、自己肯定感が低いのです。
だけど、問題は、本当に自己肯定感が低い人・・・
例えば、「自分のことなんて、大嫌い！！」「生きる価値がないから死んでしまいたい！！」って、思っている人たち。
そう思うようになった経緯、過去を振り返って、その時の傷を癒して欲しいです。
しっかりと。
まずは傷を癒さないと、次のステップには進めないですよ。
しっかりと自分と向き合ってみましょう！
自己肯定感を無くした最初の記憶をたぐり寄せ、その時の細かい状況を思い出し、その時のあなたの感情も思い出しましょう。
そして、どうすれば、その時、自己肯定感が低くならなかったのかを考えてみましょう。
ノートに書き出すのもいいですね✨
お手伝いが必要なら、私にご連絡くださいませ。
せっかくこの世に生を受けたのだから、自分のことを受け入れて、自分のことを好きになって、楽しく生きて行きませか？
